くだらないこと

別にいやな授業があるわけでも、友達とケンカしたわけでも、部活の先輩が嫌だったわけでもないのですが、なんとなく学校へ行きたくないなあと思うことが多くなりました。
そしてある日、学校に行くのが嫌だなと思いながらも、自転車に乗って最寄り駅まで行ってしぶしぶ電車に乗りました。

しかし、やっぱり行きたくないなあと途中の駅で思い、その日はいつもなら一緒にいる友達が乗っている電車よりも一本遅い電車に乗ったことと、バイト代が入ったばかりだったこともあり、そのまま乗り越して学校がある駅から一時間半ほどかかる地方都市へ急きょ遊びに行くことにしました。
まあこういった生活がしたい日があっても仕方ありませんよね。
あとで両親には怒られるかもしれないけれども、どうしてもその日はそうしてみたかったのです。
いつもは電車でケータイか読書をしていることがほとんどなのですが、その日は学校をさぼってしまった罪悪感と、都会に行けるというワクワク感が入り混じっている感情からか、窓から外をずっと見ていました。
移り変わる景色をちゃんと見ようと思ったのは子供のころ以来かもしれません。
ずいぶん長い時間電車に乗っていたのに、全く見ていなかったのです。
私の住んでいる、同じような新しい建物が並んでいる新興住宅地からだんだん緑が多い地域を経て、大きな川を渡ったら目的の駅に着くはずでした。
でもなぜかあとすこしというところでそこまで行くのが嫌になって、目的の駅より一つ手前の小さい駅で降りてしまいました。
そしてその日はその駅で一日過ごしました。
それ以来学校は休んでいません。

たくさん楽しみを作って日々を頑張る

旅行をたくさんしてきました。子どもはそれをしっかり覚えています。楽しみがあるから頑張れると思います。

子供がまだ5、6歳だった頃、本当に色んなところに旅行しました。
実は、私は結婚した後は旅行などすることに否定的。
何だか贅沢は良くないように勝手に信じていたのです。
結婚したら、欲を抑えて贅沢はせずひたすら子育てと旦那様を支えること。
そんないつの時代の話しだろうかと思うようなルールを勝手に作り、それに合せて生きてきたのです。
でも、あることをきっかけにそれをやめました。
私のくだらない自己満足に、周りを巻き込んでいたことに気付いたのです。
それからは、慌ててと言ったらおかいいかもしれませんが、子供をたくさん楽しいところへ連れて行きました。
横浜の美しい夜景を眺めながらのクルーズも体験しましたし、テーマパークなどにもあちこち行きました。
大阪や神戸、北海道、仙台、東京にも何度も行きました。
私はつくづく思います。
早く自分の愚かさに気が付いて良かったと。
もし気が付かなければ、貯金はたくさん増えたかもしれませんが、つまらない人生を送っていたような気がします。
楽しみがあるから、人は頑張れるのです。
冷蔵庫に冷たいビールがあるのを知っているから、仕事を終えて真っ直ぐに帰ることができる。
それと同じこと。
何か良いことを用意することもなく、ひたすら働け勉強しろ、頑張れと言ったところで続けることなどできないでしょう。
それを一番私がよく知っています。

子供の記憶力は凄いです。
ちゃんと色んなことを覚えてくれています。
楽しかった記憶は元気のもと。
今年は、どこに行こうかとただ今検討中です。
こんな楽しい家族会議なら、何度やっても良いですね。

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